インプラント治療に使われるチタン について Vol.134
インプラント治療の相談で来院される患者さんから
よく質問されることで最近多いのは
インプラント治療で使われる金属は
体にとって安全なのか?というもの
インプラント治療に使われるチタン 心配
体の中にチタンという金属を埋め込むので
- 金属アレルギーになるのではないか?
- サビないのか?
気になりますよね!
インプラント治療は本来の歯の代わりに
チタンという金属を上記の画像のように
骨に埋め込み根っこの代わりとします。
インプラント治療に使われるチタン とは
チタンという金属は体に優しい金属として
歯科のみならず、さまざまな形で体に埋め込まれています。
- インプラント
- 人工関節
- プレート、スクリュー など
簡単に説明すると
一般的に金属はイオンという形で金属から溶け出し
体に触れている部分又は体を巡って全身に影響を及ぼします。
ピアスや指輪、ネックレス、時計、銀歯、入れ歯など。
一方、チタンも金属ですが
金属じゃないという変わった性質を持っています。
チタンはその表面に強固な膜を形成することで
金属の成分が溶け出さないのです。
よって酸化しない=サビない=アレルギーがない
という生体にとって優しい金属なのです。
チタン製のピアスや指輪は金属アレルギーの方でも
安心して使えるので人気が出てきていますね。
実際、2014年の厚生労働省に申告された
人工関節置換術 (骨の代わりにチタンの関節を埋め込む手術)
の症例数は全国で12万人の人がチタンを体に埋め込んでいます。
このことからも
チタンが体に特に問題を起こさないということが
伺えると思います。
ちなみに、銀歯、入れ歯、ブリッジなどに使われる
保険で認められている金属は体に何らかの影響を与える
可能性のあるものが使われています。
これらのことから考えても
インプラント治療は非常に優れていることが言えます。
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