総入れ歯の欠点 vol.97
前回の記事 vol.96 の続きです。
インプラントと総入れ歯の併用ですが
きちんと総入れ歯を作製すれば
外れない入れ歯ができるので
インプラントは必要ないのでは?
と思われるかもしれません。
その通りです!
患者さんによっては何でも咬めるし違和感もない!
という患者さんもいますが
総入れ歯を使用するには少しコツが必要です。
そのコツが自然と身に付く人は問題ないのですが
慣れない人にとっては苦悩の日々だと思います。
総入れ歯である以上どうにもならない事として
総入れ歯の欠点 とは
- 前歯で咬むと入れ歯が外れる
- 入れ歯が上顎のほとんどを覆う
まずは総入れ歯を見てみましょう ↓
総入れ歯は上顎の全体を大きく覆います。
入れ歯が大きくなることで様々な問題が生じるのです。
黒の点線部分を見てください ↓
この黒の点線の内側部分があるのとないのでは
装着感が大きく異なります。
しかし総入れ歯の場合はこの部分がないと
吸着という入れ歯が外れにくくする力が
なくなってしまい、しゃべる度に入れ歯が
外れるという状態になります。
この部分がない状態の入れ歯だと
かなり快適になり以下のメリットがあります。
- しゃべりやすい
- 食べ物の味がわかる
- 温度がわかる
- 異物感が少ない
この部分がない総入れ歯は吸着がなくなるので
作製することができませんが
インプラントを数本併用すれば
↓ のような快適な総入れ歯を作製できるのです。
インプラントを併用した総入れ歯の場合は|総入れ歯の欠点
- 総入れ歯をかなり小さくできる
- 前歯で咬んでもはずれない
- 味覚や温度の変化を感じられる
- 固い物を咬んでも痛くない
上記のようなメリットがたくさんあり装着された
患者さんの喜びは計り知れないものがあります。
食べる喜びを取り戻すことができるので
ぜひお問い合わせください。
広島駅から徒歩4分
河村歯科クリニック HPはこちら
〒732-0828 広島市南区京橋町1-3赤心ビル1F
TEL:082-263-6480
※当医院は予約制ですが新患、急患は随時受け付けております。
予約状況によってはお待たせすることがありますのでできればお電話いただければ幸いです。。