予算を考慮したインプラント治療と入れ歯の併用 vol.6
今回のインプラントの患者さんは下の奥歯が両方ありません。
長年、奥歯は入れ歯を使用していて咬むことは全く問題ないそうです。
※鏡を使って撮影しているので画像に写っている歯は両方とも下の前歯です。
この患者さんの主訴は前歯がしみるそうです
よく観察して見ると前歯が著しく削れているのが分ると思います。
実はこの患者さんは固い物を入れ歯の部分で食べると痛いので前歯で
咬んでるのが原因のようです。
患者さんは咬むのは問題ないと言ってますが痛みがでないように
上手く咬んでごまかしていた!が正解のようです。
入れ歯で咬めてるという患者さんの多くがこのケースと同じように思います。
奥歯の歯がない部分の入れ歯は簡単に説明すると
歯茎の上にプラスチック(入れ歯の材料)の歯を置いて咬んでいることになります。
当然、本物の歯と同じように咬むと痛みがでる場合が多く無意識に
自分の歯で咬もうとするので、この患者さんのように前歯が削られるのです。
ではどうやって改善するのでしょうか?
予算を考慮したインプラント治療と入れ歯の併用
入れ歯を使わずにインプラントのみで治療した場合は最低、4本のインプラントが必要ですが
予算の問題と初めてのインプラントなので高額なお金をかける価値があるのか?
という問題で入れ歯とインプラントを併用した治療法の選択としました。
黒い丸印の部分に2本インプラントを埋入すれば今まで歯茎とプラスチックが
接触していた部分がインプラントとプラスチックで接触することとなり奥歯でしっかり
咬むことができるようになります。
いわゆるインプラントが入れ歯の沈み込むのを防いでくれる
ストッパーとして機能するわけですね!
この他にも多くのメリットがありますが後日詳しく説明します。
本日 右側にまずは1本埋入しました
30分かからず入れ歯を装着して笑顔で帰っていかれました。
次回は2週間後に左側ですね!
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