右奥で咬めない!

ブリッジで噛めない vol.11

昨日は2件のインプラント相談がありました。
ブリッジの部分では咬めないという患者さんです。
前回の記事と似た症例で一番多い相談でもあります。

ブリッジで噛めない

右下の赤い丸の部分がブリッジといわれる治療法です。
ブリッジとは黄色の印の部分が歯がない場合、の歯を土台にして
橋(ブリッジ)を架けるようにして咬めるようにする治療です。

年齢とともに衰えてくると歯にも限界が

黄色の部分は歯が2歯分ないので通常なら4歯で受け止める
力(咬合力)を青と紫の2歯で受け止めるので非常に強い力がかかります。

人間で例えると4人で担いでた100キロの荷物を
2人がいなくなったので残りの2人で担いでいるような感じです。

この2人が比較的、若く足腰がしっかりしている場合なら踏ん張れるでしょうが
年齢とともに足腰が衰えてくると、この2人も限界がきてしまいます。
足腰の衰えは歯で言うと以下のような感じでしょうか!

  • 歯周病でグラグラする
  • 歯の割れ
  • 歯を支える靭帯の腫れ

入れ歯人生の始まり

このまま辛抱して、この状態で咬み続けるとどうなるのでしょう??
ブリッジの部分すべてが抜歯となり奥歯がない状態で入れ歯人生の始まりとなります。

ブリッジで噛めない

今回もピンクの部分でブリッジを切断し
緑の部分に2本のインプラント埋入を提案しました。

2本のインプラント治療を行うことで青と紫の歯の負担を
取り除き守ることができるのです。

ブリッジで噛めない |インプラントに

歯は1本1本が独立している状態が本来の生理的な状態であり
どこか1本の歯がグラグラしてきたからといって安易に

隣の歯を固定したりブリッジで固定したりするような治療はお勧めできません!
必ず隣の健全な歯まで共倒れするようになります。

しかし残念ながら、これが日本の保険治療なので多くの歯医者さんで
何の説明もなく行われていて患者さんも何の危機感もないまま治療を受けています。

入れ歯やブリッジは健全な歯にダメージを与えお口の崩壊を加速させる!ので
この保険制度を何とかしたいものです!

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