インプラントはダメな治療 ？ vol.148
先日のインプラントの患者さんです。
５年前の左下のインプラントの調子が良いので
今回は〇の部分にインプラント治療をしました。
この部分の問題点は骨が薄く短いインプラントを使用しても
人工骨で少し骨を造成しないといけないことです。
インプラントはダメな治療 ?
今回のインプラントを埋入した部分はCT上では以下の画像のように
２～３ミリしかないので６ミリのインプラントを使用しても
インプラントが鼻の横の上顎洞と呼ばれる部分に
突き抜けてしまいます。
オレンジ色がインプラントをシュミレーションしたもの
このように
術前に必ず患者さんとインプラントのサイズや神経、血管までの距離を
確認します。
一般的にはここまで骨が薄いとサイナスリフトが適用で
骨造成をして半年くらい待ってから
インプラントを埋入する治療法を選択するのですが
当院では２～３ミリあればこのように簡単な骨造成で
患者さんの身体的、金銭的な負担を少ない治療を選択することができます。
非常に優秀なインプラント
当院が使用するアストラテックインプラントは非常に優秀な
インプラントで特にこの６ミリのショートインプラントは
通常は他のインプラントメーカーを使用している歯医者さんでも
ショートインプラントはアストラテックを使用するというくらい
安心安全で実績のあるインプラントなので
短いからといって心配する必要はありませんので
骨が少なくてインプラントは難しいよ！と
他院で言われて断念している患者さんは、ぜひご相談ください。
この治療も３０分程で終わり術後に患者さんとインプラント治療について
話をしていて興味深かったのが
インプラント治療は、誰に聞いてもいい話を聞かないし
ネットや雑誌でもバッシングだらけだから
最初はインプラント治療を選択するか悩んだんよ！ という話です。
よく聞く話で困っています。
選択肢
歯を失った時の治療法の選択肢の１つとして
患者さんに説明するとインプラントというキーワードを聞くや否や嫌悪感を示し
その話はいいわ！という患者さんがおられます。
それはそれで個人の自由なので
それ以上は無理に話しませんがインプラントという治療も
あるということだけは知っておいてください！ とお伝えしています。
インプラントはダメな治療 ？
正しい知識
ちゃんと正しいインプラントの知識を持てば世界で最高の治療なのに
なぜ？ そんな世論なのか皆さんご存知ですか？
個人的な意見で患者さんからしたら信じがたい話ですが
親知らずの抜歯と同様に歯医者の先生は
外科的な治療が苦手なんです。
周りの歯医者の知り合いを見渡しても外科が得意で
親知らずの抜歯やインプラント治療を日常的にこなしている
先生は何十人に1人なのでやらない多くの先生が
これらの治療を否定するんですよね。
できない治療を他院がガンガンやっていると困るんでしょうね。
セカンドオピニオンでたくさん来院
ホームページでは何でもやってます！って
ほとんどの歯医者さんが書いてあるのに
いざ行ってみると遠回しに断って他の治療に誘導してるみたいです。
そんな患者さんがセカンドオピニオンでたくさん来院します。
歯医者選びに
このブログを参考にしてみてくださいね。
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