歯医者で使うフィブリンゲルの利点 vol.45
患者さんに採血させてもらえますか?というと
「えっ?」
と言われます。
頂いた血液の使い道
月曜日のインプラントのオペの時も採血させてもらいました。
この患者さんは2回目なので驚きませんでしたが
いったい患者さんから頂いた血液を何に使うのでしょう?
患者さんから頂いた血液は遠心分離機にかけます ↓
分離機により血球と呼ばれる赤い部分と血漿と呼ばれる黄色の部分に分かれた所 ↓
この黄色の部分を取り出したもの ↓
この黄色の部分はフィブリンゲル(CGF)といいます。
術後の痛みを和らげ治癒を促進
CGFは、損傷された組織の再生・治癒に働く「成長因子」を
多く含んだ血小板がさらに濃縮されているもので様々な利点があります。
歯医者さんでの使用利点をあげると
抜いた穴に使用すると術後の痛みを和らげ治癒を促進します。
インプラント治療で骨が少し足りない場合に使用すると骨ができやすい。
止血を促進します。
患者さん自身の血液を使用するので副作用の心配がない。
実際に親知らずの抜歯で使用した感想を述べると治癒が早いです。
痛みに関しては個人差があるので使用すれば痛みが
なくなるとは言えませんが和らげる効果は大きいと思います。
気になる方はお問い合わせください。
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