上の歯の横を向いた親知らず vol.72
親知らずで問題となるのは
多くの場合は下の顎の親知らずです。
神経に近い、歯が横を向いている
という理由でここでは抜けない!
と言われ当院を調べて来院されます。
上の歯の横を向いた親知らず |症例
先週も抜歯依頼が多いなか上の歯の横を向いた
親知らずで他院で抜けないと言われた症例が
2件続きました。
月曜日に抜いた了承を得た方のレントゲン ↓
赤い丸の部分が親知らずで横を向いていて
前の歯の引っ込んだ所にひっかかってます。
患者さんは咬むと親知らずの前の歯が痛いそうです。
一部、頭が歯ぐきから出ており少し腫れているのが
原因で抜くのがベストだとお話しました。
他院では、この親知らずを抜くと
前の歯の支えがなくなってグラグラする!
鼻の横の空洞に穴が開く可能性がある!
などの理由で抜かない方が良いと言われたそうで
抜くことにかなりためらっておりました。
歯と骨の構造を理解し
レントゲンをしっかり読み取れれば
上記のような可能性はないことがわかります。
結果的に患者さんには
少し時間がかかるかもしれません!
とお伝えし抜歯しました。
直接は見えないのでミラーで見ながら
10分程度で抜けました。
何のトラブルもなく
患者さんが安心して頂けたのが嬉しかったです。
もう1件の上の親知らずの症例は
患者さんの了承を得ていないので画像はありませんが
真横を向いて、さらに骨に埋まっている症例で
したが、これも特に問題なく抜けました。
これらの患者さんも勇気を出して他の歯医者さんの
意見を聞くことで不安を取り除くことができました。
やはりセカンドオピニオンは大事です。
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