インプラント治療に大事なこと vol.52
昨日は今年の3月に初診で来院された患者さんの
4本目のインプラント治療でした。
初めて来院した時のレントゲン
上顎の歯は総入れ歯で今の所、問題ないそうですが
下の歯の青い印のついた歯がグラグラで咬めない状態でした。
このケースの場合、青い印の歯は抜歯です。
抜歯すると奥の歯が両方ともなくなりブリッジは無理なので
入れ歯かインプラント治療のどちらかとなります。
金具をきつくすれば安定するが咬めば咬むほど残った歯に負担
下の入れ歯の場合は舌の関係で入れ歯の安定が悪いので
動かないようにするためには残った歯にかける金具を
強くしめる必要があります。
金具をきつくすればするほど安定はしますが
咬めば咬むほど残った歯に負担がかかります。
いつものように、お話させて頂き初めての来院の時に
先生にお任せするのでインプラントでお願いします。
と言われましたが一旦帰ってご家族と相談して
次回の来院時にもう一度、お話しましょう!
ということにさせてもらいました。
インプラント治療に大事なこと |医師との信頼関係
僕はセカンドオピニオンについての記事もよく書いていますが
実は僕の意見についても必要ならば他院にてセカンドオピニオンを
受けてもらいたいので一旦、患者さんに帰ってもらって
じっくり考えてもらうようにしています。
これは患者さんとの信頼関係を構築するために
僕が非常に大事にしていることであり
他のみなさんにも同じようにさせてもらっています。
インプラント埋入後のレントゲン
左側は3月に埋入し右側は昨日埋入しました。
青い印のついた歯を抜歯した部分は大きい穴があいてますから
人工の骨と患者さんの血液から採取したCGFを用いて
インプラントを埋入しました。
CGFを詳しく→ こちら
CGF(フィブリンゲル) ↓
数ヶ月後には下の入れ歯は要らなくなります。
残った歯にも影響がありませんから
しっかりと噛みしめる事ができます。
楽しみですね!
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