神経に近い親知らず vol.103
親知らずの抜歯が1日に4件とか
は日常的になってきて驚きもしませんが
親知らずの向きや神経の走行によっては
気を抜けない症例があります。
神経に近い親知らず |症例
親知らずの抜歯でお問い合わせくださる
患者さんの多くは、他院やいつも通っている
歯医者さんで抜けない!と言われた方ばかりなので
難易度の高い症例が多いです。
先週、抜いた親知らずです ↓
黄色の線は神経や血管が走行しており
親知らずの抜歯操作の時に不用意に傷つけると
麻痺がおこる可能性があります。
歯の全体が神経に近接している
ほとんどの症例は神経が一部のみ
親知らずに近接しているだけですが
この患者さんのように歯の全体が神経に近接している
症例は珍しく少し注意が必要です。
この患者さんの場合はCT撮影といって
もっと詳しく見ることができるレントゲンを
撮影し抜歯をさせてもらいましたので
安全に短時間で終えることができました。
抜歯後 ↓
既存の骨を全く傷つけずに抜くことができました。
多くの症例から予後が良いように治療法を変化
僕の抜歯は、ほとんど骨を削りません。
小さい穴から歯を何分割かに割って取り出す
ようにしています。
多くの症例から予後が良いように治療法を
変化させていった結果です。
日常的に親知らずを抜いているので安心してお問い合わせください。
広島駅から徒歩4分
河村歯科クリニック HPはこちら
〒732-0828 広島市南区京橋町1-3赤心ビル1F
TEL:082-263-6480
※当医院は予約制ですが新患、急患は随時受け付けております。
予約状況によってはお待たせすることがありますのでできればお電話いただければ幸いです。。