ブリッジをやめてインプラント vol.101
先日のインプラントの患者さんです。
青い丸の奥歯にはブリッジが装着されていました。
2本歯がない部分を黄色の印の歯を使って
ブリッジ治療されています。
奥の黄色の印の歯が割れて
何回も腫れを繰り返していたそうです。
ブリッジは入れ歯への登竜門
ブリッジは保険が使え安価で、装着してすぐは
違和感がないので歯を1〜2本失った場合の
第一選択肢ではないでしょうか。
ただしこのブリッジは入れ歯への
登竜門であることはご存知ですか?
まだ入れ歯を装着したことのない患者さんは
入れ歯なんて!
おじいちゃん、おばちゃんがするものでしょ!
という意識があると思いますが
早い人は30代後半から男女問わず増えてきます。
入れ歯にならざる得ない理由
この患者さん達が入れ歯にならざる得ない理由は
ブリッジを支えるどちらかの歯がダメになり
もうブリッジ治療ができなくなってしまうからです。
入れ歯が嫌だからといってブリッジを
支えるどちらかの歯が割れているのにも関わらず
放置している患者さんを多く見かけますが
真剣に患者さんと向き合う歯科医師なら
こうなることは治療前から容易に想定できているはずです。
日本の保険治療によってお口の中が崩壊していく
典型的な例です。
ブリッジをやめてインプラント の勧め
一世代前の歯科治療は健康寿命が今より短かかったため
ブリッジや入れ歯で良かったのかもしれませんが
今の長寿時代の歯科治療はインプラント治療なしで
お口の健康を長期間、維持するのは不可能に思います。
赤い丸の部分に2本インプラント治療しました。
奥の残った歯は治療期間中に仮歯を固定するので
意図的に残してあります ↓
お口の崩壊を防ぐ|ブリッジをやめてインプラント
インプラント治療を選択して頂いたことで
お口の崩壊を防ぐことができたので嬉しい限りです。
反対側のインプラントは他院でされたそうなのですが
今回の僕のインプラント治療は痛くなかった!
とおしゃってました。
インプラント治療は
抜歯や虫歯の治療、根っこの治療に比べると
非常に痛みもなく楽な治療ですが
経験の少ない歯医者さんや
やらない歯医者さんにより
間違った知識を持たれている患者さんが
多いのも事実なので必ずご相談ください。
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